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リビア洪水の原因はダム決壊が理由?場所やどんな国かも調査

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リビア洪水の原因はダム決壊と言われていますが、ダムの決壊理由は何か?

甚大な被害となっている原因のダム決壊の原因をまとめました。

リビア洪水の原因はダム決壊?

被害が拡大し、深刻な状態が続くリビアですが、この原因となっているのが、洪水を引き起こしたダムの決壊です。

今回決壊したダムは2基あり、その下流にあたるデルナ地方では特に被害が大きく、今後も被害が拡大すると懸念されています。

ではダムの決壊理由は何にあるのでしょうか。

ひとつ目に、「ストーム・ダニエル」と呼ばれる暴風雨がリビア東部で発生しており、それがダム決壊の原因と言われています。

二つ目に、大雨が原因である一方で、20年以上ダムの保守管理がなされていなかったとも伝えられています。

ダムの構造や強度にが保たてれいたのか、ダムとしての機能が十分に備わっていたのかが懸念されます。

三つ目に、この地域は乾燥地帯であり、干上がった川に一度に大量の水が流れ込むこになります。

乾燥によりアスファルトのように固まっている地面は水の吸収が悪いため、土に染み込むことなく、下流へと流れる水量が多くなってしまいます。

大雨という天候に加え、ダムの保全管理や乾燥地帯あるがゆえの条件が重なってしまったことが要因であると考えられます。

 

日本は洪水が多い国であり、昨今の異常気象も重なって、日本の体制は大丈夫なのか心配になると思います。

日本でのダム管理はというと、様々な事業者によって管理されています。

ダムにより管轄している事業者が異なり、国土交通省・農林水産省・独立行政法人水資源機構・各都道府県や各市町村・電気事業者・民間企業と多岐にわたります。

ダムは「事前放流」、「緊急放流」により川の氾濫を防いでいます。

・事前放流・・・大雨が見込まれる場合、多くの水が溜められるよう、あらかじめ放流してダムの水位を下げ、容量を確保しておく。

・緊急放流・・・大雨でダムに流れ込む水の量が多くなり、ダムが貯水できないレベルに達する場合に、ダムに流れ込む水量と同量の水を流す操作のこと。
ダムの水を一気に流すことではないが、緊急放流は下流で氾濫の恐れがある。

ダムの決壊は防げたのかもしれないと悔やまれます。

リビアには16基のダムがあるが、長期使用されていないとも伝えており、残っているダムについても安全性が懸念されます。

各国から、医療や資金など様々な支援は始まっていますが、洪水が多い日本の技術提供も期待したいところです。

辛い生活をされている方が一日でも早く心休まる日が訪れることを願わずにはいられません。

 

リビアとはどんな国か?

リビアは、北アフリカの地中海に面した国で、地中海を挟んだ反対側にはイタリアがあります。

今回、特に甚大な被害となっているデルナはリビア東部に位置し、地中海に面した港町です。

リビアの国土の内、大半が砂漠のため、住める地域が限られており、地中海沿岸の地域に集中して暮らしています。

 

首都トリポリ
公用語アラビア語
主要な宗教イスラム教
人種アラブ人が大多数を占め、様々な部族もいる。
食事主食はパン・クスクス
イタリア・地中海の文化に影響を森、魚介類やオリーブオイル・スパイス類がお多くの料理で使用されている。
気候国土の大部分が砂漠であり、気候はカラッとした晴れの日がほとんどで、通年を通して乾燥している。

 

 

洪水が起きた時の対策は?

日本は何枚ものプレートが重なり地震が多い国として有名ですが、実は、台風や梅雨という季節があり、洪水が起こりやすいとも言えます。

地形を見ても急勾配や、川の下流にあたる平野に人口が集中していることから、災害の対策は十分に備えるべきなのです。

災害が起こった時の備えはされているという方も多いと思いますが、洪水が起こった時の備えや対策をもう一度確認してみてください。

防災グッズ

・非常用トイレ
・紙皿・紙コップ・ラップ・割り箸など食事で必要なもの
・ゴム手袋
・ごみ袋
・雨具
・食料・水
・ばんそうこうなど救急箱
・土のう
・非常用ライト
など

一般的な防災グッズの他、ご自身で必要なものも忘れずに準備してくださいね。

・常備薬
・コンタクト・眼鏡
など

車に置いておくもの
・脱出用ハンマー

事前に確認すること

・避難場所・避難経路を確認
地域のハザードマップを参考に、浸水しやすいエリアを確認する。

・災害時は携帯が通じなくなったり、帰宅できなくなったりという恐れがあるため、家族と避難場所を決めておくなど、災害時にどうするか決めておく。

 

まとめ

リビアのダム決壊の要因は大雨によるものですが、ダムの安全性や乾燥地帯がゆえの土地が硬くなり、水の吸収が悪くなってしまっていたことも被害を大きくした原因となっています。

これはリビアだけの話ではなく、異常気象が頻繁に起こるようになっている日本に住む私たちも対策を行いmもしもの時に十分に備える必要があります。