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エージェント契約のメリットデメリットは?ジャニーズ新会社所属との違いも

エンタメ

エージェント契約ってどんな契約?

ジャニーズ新会社でタレントとのエージェント契約をすることが発表されましたが、どんな契約内容に変わるのか気になりますよね。

エージェント契約のメリットデメリットや所属契約(マネジメント契約)との違いをまとめました。

 




エージェント契約のメリットデメリットは?

まずはエージェント契約と所属(マネジメント)契約の違いをまとめてみます。

エージェント契約とは?

・会社がタレントに代わり、営業・交渉を行う
・基本的に仕事を選択するのはタレント側
・タレントは得た報酬から会社に手数料を支払う
・タレントは自身でマネージャーやヘアメイクなどパートナーを雇う

 

所属(マネジメント)契約とは?

・会社がタレントの育成や売り込み、マネージャー業務など仕事全般を行う
・会社が仕事の方向性を決める
・会社から報酬または給料が支払われる
・タレントのリスク管理や対応を行う

各会社で多少の違いはあると思いますが、このような違いがあります。

 

では、それぞれのメリットデメリットはどんなところにあるのでしょうか。

エージェント契約のメリットデメリットは?

メリット
・自身で仕事が選べ、スケジュール調整が可能
・会社と対等な関係
・報酬の取り分が多い

デメリット
・タレントの責任範囲が広くなる
・マネージャー・弁護士などを雇う必要がある
・トラブルは自身で解決する必要がある

 

所属(マネジメント)契約のメリットデメリットは?

メリット
・会社が仕事に関わる全てを管理してくれる
・仕事に集中できる
・会社がトラブル対応をしてくれる

デメリット
・自身で仕事を選んだりスケジュール調整ができない
・会社と雇用関係にあり、やや対等でない立場
・報酬の取り分が少ない

 

 

エージェント契約はジャニーズ新会社所属契約との違いは?

 

ジャニーズ新会社(2023年10月8日時点、社名未決定)では、エージェント契約と所属(マネジメント)契約を選択できると報道がありました。

では、どちらのほうがメリットがあるのでしょうか。

SMILE-UP.(ジャニーズ事務所)に所属されているタレントの方々は、大きく3つの選択肢から選択するようになると考えられます

・新会社とエージェント契約

・新会社と所属(マネジメント)契約

・退社し別の会社と契約を結ぶ、または独立する

 

新会社とエージェント契約

既に、木村拓哉さんが、新会社とエージェント契約を結ばれたというニュースがありました。

 

仕事を獲得したりスケジュール管理を行うといった、仕事に関わる業務をすべて会社が引き受ける所属(マネジメント)契約とは異なり、仕事は会社から提示されるが、他の業務は自らの責任で行動しなければなりません

 

エージェント契約は、自身の仕事のほか、裏方の仕事や自ら営業を行い良い関係を構築することも大切になってきますし、企業からも世間からも必要とされることがとても重要です。

 

ただ、会見であったように、「すべての会社に委ねられたり縛られたりすることなく、自らの方向性に応じて活躍の場を求めていく」ことができるため、実力や経歴のあるタレントの方はエージェント契約にする方が増えるのではないかと考えます。

 

現に、SMILE-UP.(ジャニーズ事務所)でも2021年11月1日からエージェント契約をしているのが、元男闘呼組の岡本健一さんです。

エージェント契約に至った理由について、ジャニーズ事務所公式HPに掲載されています。

 

これからさらに年齢を重ねていく中でより充実した創作活動を行うためにも、新たな挑戦が必要だと考えたことによるものです。これまで以上に活動の幅を広げることができ、自身の責任において仕事を全うすることが求められる環境に身を置くべきではないかと考え、この度、エージェント契約を選択することといたしました。今回、岡本の中で一貫しておりましたのは、「これからもジャニーズのエンターテイメントを継承する者の一人として創作活動に励んでいく」ということでした。弊社としましても、岡本が思い描く今後の展望から契約関係を継続しつつ、新たな挑戦を希望する岡本の意思を尊重し、エージェント契約を締結するに至りました。

ジャニーズ事務所公式HPより引用

 

ちなみに株式会社TOKIOは会社を設立していますが、エージェント契約ではなく、ジャニーズ事務所の子会社として存在しています。

 

新会社と所属(マネジメント)契約

2023年10月2日の会見で、株式会社SMILE-UP.社長の東山紀之さんは、「エージェント契約でなく、新会社に所属することもできる」と話していました。

 

エージェント契約は、所属(マネジメント)契約よりも自ら行動する場面が増えます。

そのため、特に若手のタレントは、自ら営業することが困難であったり、世間からの認知度を考えると、所属(マネジメント)契約で「育成」してもらうほうが良いこともあるのではと考えます

所属(マネジメント)契約は様々な制約はついてくるものの、会社に守られ仕事をすることができます

 

退社する

退社し、別の会社と契約を結ぶ、または会社を設立し独立するのもという方もいますね。

 

以前まで言われてきた、「ジャニーズ事務所を退社すると仕事がなくなる」ことは今後はないと思われます

どのくらいの方が「退社という選択」をされるかわかりませんが、この選択をされる方も一定数いるのではないかと考えます。

岡田准一さんは2023年11月30日付でジャニーズ事務所を退社し、新たな場所で芸能活動をされることが発表されました。

 

ファンの皆様に辛い思いをさせてしまっていることや、将来にわたってご一緒くださる関係者の皆様に、これ以上、ご迷惑をおかけしたくないという思いが強くございました。加えて、自身の年齢やこれからのキャリアを考え、より一層モノづくりや演じることを追究していきたいというビジョンを抱いていたことも、決断に至った理由となります。

ジャニーズ事務所公式HPより引用

 

岡田准一さんの仕事に専念したい気持ちや周囲への配慮が感じられる内容で心が痛みますが、新たな場所で活躍が楽しみです。

 




エージェント契約の芸能人は?

アメリカではエージェント契約を結ぶケースが多く、日本では所属(マネジメント)契約が多いようです。

それでも、近頃はエージェント契約を選ぶ方も増えてきました

 

吉本興業
・加藤浩次さん(相方の山本圭壱さんはマネジメント契約)
・ハリセンボン近藤春菜さん(相方の箕輪はるかさんはマネジメント契約)
・友近さん
・たむらけんじさん

TOBE
・平野紫耀さん
・神宮寺勇太さん

エイベックス
・AAA西島隆弘さん

Three Six Zero(アメリカの事務所)
・元King & Prince岩橋玄樹さん

一部ではありますが、エージェント契約をされている芸能人を上げました。

吉本興業の加藤浩次さんと近藤春菜さんは、コンビでも契約形態が異なることに驚きました。

 

まとめ

エージェント契約は、仕事の自由度や決定権がタレント自身にあるという利点と、仕事に関わる全ての業務や管理をタレント自身で行うという大変さがあります。

どちらを選択した方が良いかは、それぞれタレントの技量や経験、認知度によりメリットデメリットの比重が異なるため一概に言えません。

タレントの皆さんが、より良い環境で活躍してくれることを願います♪